県内私立中学高校の教育環境の充実や、公立校との保護者負担格差の是正を目指す

第14回県私学振興大会が18日、松山市のANAクラウンプラザホテルでありました。

保護者や教職員ら約350人が出席し、学校経営への経常費助成補助の充実を県に訴えました。

 

主催した県私立中学高校連合会の中村会長(愛光学園中学高校校長)が登壇。

2025年度の県内私立高校生1人あたりの経常費助成は全国41位で平均を下回っており、

県独自の増額がある四国他3県は10位台と説明しました。

デジタルトランスフォーメーション(DX)などに対する特別補助を県が設けたことに

謝意を示した上で、全国平均に近づけるための対応を要望しました。

 

保護者会連合会の会長が「子どもたちの自由な学校選択が経済的な理由で妨げられることなく、

より良い教育を受けられるために公的な支援措置が必要不可欠」と説明。

最後に保護者会連合会の代表者が私学の教育環境充実や保護者負担軽減のため、

一層の公的支援を求める文書を読み上げ、県私学文書課課長に手渡ししました。


FC今治高校明徳校の代表としては2年生保護者の神野美鳥さんが堂々と発表してくださりました。