昨日、本校卒業生でやり投げ選手の村上幸史選手が、現役引退を表明しました。村上選手は本校入学と共に本格的にやり投げに取り組み、在学中にはインターハイ連覇や2種目(やり投げ・円盤投げ)優勝、そして現在も保持している日本高校記録(76.54m)の樹立など、さまざまな大記録を残しました。さらに本校卒業後には、日本選手権12連覇や3度のオリンピック出場、そして2009年の世界選手権ベルリン大会では日本人初の銅メダル獲得など、数々の偉業を達成してこられました。
卒業後も夏休みなどには本校陸上競技部のグランドで現役生と共に汗を流し、講演会や壮行会では後輩たちに温かいメッセージをいただきました。また、世界大会に出場する際には揃いの応援Tシャツやうちわを作り、皆で手に汗握りながら応援したこともいい思い出です。
村上選手、これまで多くの感動をありがとうございました!そして長い間、日本のやり投げ界を牽引してきた功績に敬意を表し、今後の更なるご活躍を祈念いたします。
また会える日を楽しみにしていますね!!
本校陸上競技部グランドで練習する村上選手(2012年6月)
本校で開かれたロンドンオリンピック壮行会・濱元先生と(2012年7月)